自動車メーカーやプロダクトメーカー向けモックアップ製作ツールの特徴 2022/04/21 column デザインや構想の段階で「モックアップ製作ツール」を利用すれば、完成後のプレゼンなどでも使用するモックアップを簡単に作成できます。ツールの利用は、デザイン性や構想の具体性を高める意味でもおすすめです。 今回は、モックアップ製作ツールの特徴とおすすめのポイントなどについて解説します。 【目次】 1.モックアップ製作ツールを検討する時のポイント 2.自動車のモックアップ製作ツールはUIの使い勝手から選ぶ 3.モックアップ製作ツールはプラグイン形式で機能拡張が可能な製品が便利でおすすめ 4.今回のまとめ モックアップ製作ツールを検討する時のポイント モックアップ製作ツールを利用しなくてもモックアップを製作することは可能ですが、事前にツールを利用することで完成後のイメージやデザインの調整などが行いやすくなり、コスト削減にもつながります。モックアップ製作ツールを導入する際には、以下のポイントを押さえておくとよいでしょう。 1.UI(ユーザーインターフェイス)の見やすさ 製作ツールの中には、UIが悪いものや英語表記のものもあるため、事前に見やすさや使いやすさをチェックしておくことをおすすめします。ツールの中には、無料版や期間限定の体験版がついているものなどもあるので、いくつか使って比較するのもよい方法です。 2.機能面 モックアップ製作ツールにおいて「デザイン」「共同製作」「セキュリティ」の機能が備わっていることが重要です。豊富なテンプレートや編集機能に目が行きがちですが、使いやすさやデザインのしやすさなども重要なポイントです。また、複数人の製作チームで共同製作を行う場合には、共同製作機能が備わっているか、セキュリティ面での安全性が保たれているかにも配慮する必要があります。特に、オンライン上でやり取りを行う場合には、IP制限や権限管理などの機能が必須といえます。 3.コスト面 製作ツールの導入コストや、ランニングコストを確認しながら製作ツールを選択する必要があります。多くの場合、利用者一人当たりのプラン料金が書かれているため製作人数や製作規模などを想定してツール導入を検討してください。 自動車のモックアップ製作ツールはUIの使い勝手から選ぶ 自動車のモックアップを製作するにあたって重要なのは、「短時間で精度の高いモックアップ製作が可能か」という点です。利便性が低かったり、操作性が悪く構想をスムーズに具現化できなかったりすると、製作スピードを落とすことにもなりかねません。 また、現在のモックアップ製作ツールはWeb上で動作するものも多く、共同製作チームとの連携や外部業者との連携もスムーズです。こういった点も自動車のモックアップ製作には重要なポイントといえます。 モックアップ製作ツールはプラグイン形式で機能拡張が可能な製品が便利でおすすめ PhotoshopやIllustratorなどの画像処理ソフトが業界標準として使われるのは、機能性が高いことはもちろんですが、プラグインによる拡張性も備えているからに他なりません。どのようなユーザーでも、使いやすくカスタマイズができる機能を備えたツールを選ぶのではないでしょうか。 モックアップに限らず様々な製作現場では、用途に合わせた便利な機能や、使いやすさの向上を目的としてプラグインを導入するのが基本です。モックアップ製作においても、プラグイン形式で機能拡張できるツールは、使い続ける上でも大きなアドバンテージを有しています。 今回のまとめ モックアップ製作ツールはオンライン上で行うものが主流となりつつあり、拡張性も優れ、より扱いやすいツールへと変化しています。今回解説したポイントを考慮した上で、自分や製作チームに最適なモックアップ製作ツールを選んでみてはいかがでしょうか。