主婦発明家に学ぶアイデアから商品化するまでの発明プロセス 2025/03/10 個人・中小企業向け 世の中に出ているヒット商品の中には主婦が考えた商品も多いことをご存じでしょうか。この記事では、普段の生活の中から生まれるアイデアを企業に売り込み、商品化するまでの発明プロセスについて解説します。主婦のアイデアからヒット商品を作るためのポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 【目次】 1.主婦目線で家事や育児に役に立つアイデアをノートにまとめる 2.家事や育児の問題を解決するライバル商品を調べるト 3.構造をシンプルにしてメーカーとライセンスを結ぶ 4.今回のまとめ 主婦目線で家事や育児に役に立つアイデアをノートにまとめる 主婦の多くは、家事や子育て等に専念している方も多く、こういった家事・育児に関する自身の知識や経験から得られるアイデアも少なくありません。常に時間に追われている中で効率よく家事や育児をこなして行くために常に考えているため、時短するためのアイデアも浮かびやすい環境です。 「この作業を楽にできる商品があればいいのに」などと感じる時がヒット商品の生まれる瞬間でもあります。 主婦にとっては家事や育児のやることが次々と降ってくるため、せっかく出たアイデアを忘れてしまわないように、スマホのメモやノートにまとめておきましょう。アイデアをまとめておくことで、試作品や実用化までのイメージもしやすくなります。 家事や育児の問題を解決するライバル商品を調べる 家事や育児の問題を抱えている人は多いため、画期的なアイデアは他の方が既に商品化している可能性があります。素晴らしい商品でも意外と知られていないケースも少なくありません。 まずは思い浮かんだアイデアをブラッシュアップする必要があります。商品化されて売れているかどうか、まだ売られていない家事・育児解決グッズかどうかといった観点からブラッシュアップし、さらに改善する余地があるかどうか検討してみてください。自分のアイデアをより具体的にイメージできるので、質も上がります。 自分と同じアイデアを持つライバル商品がないか調べることも重要です。 構造をシンプルにしてメーカーとライセンスを結ぶ アイデアが浮かんできたものの、肝心の商品化に中々たどりつけない方や、方法がわからない方もいらっしゃるかもしれません。 大手企業へアイデアを持ち込んでも門前払いされることが多いでしょう。自分のアイデアが複雑の場合、メーカー側の理解もわかりづらく、断られるケースも少なくありません。 アイデア商品の中を形にする際に共通するのは、使い方がわかりやすくシンプルか、製造する上でのコストが安いかなど、メーカー側としても利益が回収できるかどうかといった点。シンプルだからこそユーザーも手に取りやすく売上にも繋がりやすくなるからです。 また、メーカーにアイデアを持ち込む際にはそのアイデアだけを盗まれる可能性もあり得ます。メーカーに持ち込む前に特許申請の相談も視野に入れてください。 今回のまとめ 主婦層は常に時間に追われている中、マルチタスクで家事や育児をこなしているため、問題を解決するためのアイデアが浮かびやすいでしょう。しかし、アイデアをノートやメモにまとめておかないと忘れてしまいますし、そもそも忙しいあまり商品化を諦めてしまう方も少なくありません。 企業にアイデアを持ち込んで商品がヒットすれば、家事や育児で悩みを解放することができる商品が生まれるかもしれません。ある程度アイデアのイメージができたら、試作品の製作を行ってみましょう。東海モデルでは商品の試作品製作を承っておりますので、お気軽にご相談ください。