ものづくり企業の商品開発でパッケージングを検討する際のポイント

2022/12/12
column

商品開発をする際に、試作品製作などと同じくらい力を入れていただきたいのが、商品のパッケージングです。商品のパッケージングを工夫することで、想像以上の売上を記録することもあります。
ここでは、ものづくり企業の商品開発においてパッケージングを検討する際に注意すべきポイントをご紹介します。パッケージデザインを工夫したい方、またデザインをする際に重要視すべきポイントがわからない方はぜひ参考にしてください。

パッケージングは見やすくて汚れないなどの基本的な必要条件の確認が必須

パッケージングは、商品の内容や中身よりも強いインパクトを消費者に与えるために、非常に大切なポイントです。そして、パッケージ選びをする際は、パッケージの素材や容器選びを重視しなければなりません。
例えば、中身が変形しない、表示が見やすい、そして、汚れにくいなどのパッケージに必要な基本条件を満たすことが重要です。
商品の見た目や清潔感を維持するためにも、見やすくて汚れないような素材や容器を採用していきましょう。

商品開発でパッケージングを検討する際は使い勝手の良さを意識する

パッケージングの素材や容器選びが完了したら、次に商品の利便性や安全性を考慮したパッケージデザインを考えていきましょう。商品のターゲット層がどのようなシーンで商品を使うのかを想像することが大切です。
例えば、商品の持ちやすさや開けやすさ、保管のしやすさやリサイクルのしやすさなどを考慮してください。

思わず手に取りたくなるようなアイデアが必要

顧客が店頭などで商品を見かけた時に、思わず手に取りたくなるようなデザインアイデアを考えることが大切です。消費者の目に留まり、商品の特徴をわかりやすく伝えるためにも、なるべくシンプルなデザインにまとめてください。
デザインはもちろん、商品のキャッチコピーも端的でわかりやすい魅力的なものを選定することが重要です。
記憶に残りやすいか、企業イメージにマッチしているか、そして、ターゲットの顧客層に共感されるデザインになっているかを確認しながら、最終的なパッケージデザインを決定していきましょう。

今回のまとめ

今回は、ものづくり企業の商品開発で、パッケージングを検討する際のポイントについて詳しくご紹介しました。パッケージデザインを考える上で大切なのは、パッケージに欠かせない基本的な条件を満たしていること、そして、消費者の使いやすさを意識したデザインであること、さらには、消費者が思わず手に取りたくなるようなインパクト性のあるデザインにすることです。
商品のジャンルによっても、最適なパッケージ素材やデザインは異なります。売れる商品のパッケージ作りは、どの企業にとっても大きな課題と言えるでしょう。
商品開発やパッケージデザインに関してお悩みの方は、ぜひ東海モデルまでご相談ください。製品開発のアイデア段階から試作品製作、さらには、パッケージデザインに関するご相談までワンストップでサポートいたします。