中国でのオリジナル商品開発をおすすめする理由 2022/11/15 column 中国での製品開発と聞くと、あまり良くないイメージを抱いてしまう方も少なくありません。しかし、自社で企画した商品を中国のメーカーに委託してものづくりをする「OEM」を行うことで様々なメリットがあります。 ここでは、中国でオリジナル商品を開発するメリットやおすすめする理由について詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 【目次】 1.中国でオリジナル商品開発を行うとコスト削減につながる 2.日本と同等の品質を出せる商品作りが可能 3.日本人との仕事をポジティブに捉えている人も多い 4.今回のまとめ 中国でオリジナル商品開発を行うとコスト削減につながる 中国で自社のオリジナル商品を開発する最大のメリットは、コスト削減が出来ることです。 中国は、日本に比べて原価の安い商品や素材が豊富であることから、国内で生産・製造するよりも大幅にコストを抑えられます。もちろん、商品の内容や発注量によってもコストは大きく異なりますが、概ね1/3〜2/3程度のコスト削減が見込めるでしょう。 さらに、カンボジアやベトナム、ミャンマーなどの発展途上国に比べてインフラが整備されていること、そして日本からの距離が近いことで送料を安く抑えられるのも特徴です。 日本と同等の品質を出せる商品作りが可能 中国で自社のオリジナル商品開発をすることで、商品の質が低下したり、粗悪品が出来上がってしまったりしないかと不安に感じる企業も少なくありません。 製造工場によって品質が大きく異なりますが、工場によっては日本に引けを取らないほど高い技術力を持っています。そのため日本と同等、もしくはそれ以上のクオリティの商品開発が可能です。 満足のいく商品開発をするためにも、日本企業との取引実績のある工場を選定していきましょう。さらに、工場選びで失敗しないためにも、しっかりと現地調査を行うこと、有能な通訳を雇うこと、さらに予備の工場も選定しておくことをおすすめします。 日本人との仕事をポジティブに捉えている人も多い 日本人のなかには中国の企業にあまり良いイメージを持っていない方も一定数いるようです。同じように中国人も日本企業と仕事をすることに対してポジティブになれないのではないかと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、日本人とビジネスが出来ることに誇りを感じる中国パートナーも比較的多く存在しています。同じアジア圏の人種として親近感を抱いている方だけでなく、日本語を話せる方も多く存在しますので、スムーズなやり取りが出来るのも大きなメリットです。 今回のまとめ 中国においてオリジナル商品を開発することには、様々なメリットがあります。コスト削減はもちろんのこと、日本と同等のクオリティが出せる商品作りができることなどは大きなメリットだと言えるでしょう。製造工場選びを失敗させないためには、日本企業との取引実績のある工場を選定することが非常に大切です。
