新商品開発の企画書に必要な項目は?企画書の構成や作成時のポイントも解説!

2022/09/28
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新商品の開発をする際に、わかりやすく説得力のある企画書を作成することは非常に大切なポイントです。しかし、企画書をどのような段取りで作っていくべきかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、新商品の企画書を作る際の重要なポイントについてご紹介します。顧客目線で考えながら、しっかりした根拠をもとに作成していきましょう。

新商品開発の企画書に記載すべき項目とは?

新商品開発の企画書を作り込む際に盛り込むべき項目は次の3つです。

問題提起・現状の分析

新商品の企画書を作成する際に必ず盛り込みたいのが商品企画書を作るのに至った理由です。なぜこの商品を作ろうと思ったかについての経緯や動機を説明する必要があります。
より良い商品を作るためには現状の問題をしっかりと把握することが大切です。読み手に新商品を作らなければならないと感じさせる内容を記載していきましょう。

問題提起した内容の解決策

問題提起した内容をどのような方法で解決するかについてもしっかりと提示することが大切です。商品が抱える問題をどのような手段でどのように解決していくかについて具体的な提案をすることで、商品提案に説得力を持たせることが可能となります。

具体的な方法や費用などの情報

問題提起した内容に対する解決方法を提示したら、次に必要なのが費用対効果を提示することです。開発する商品がどのような効果を発揮し、効果を発揮するためにはどのくらいのコストがかかるかをわかりやすく伝える必要があります。
商品の持つ魅力や効果について具体的な数値データを使いながら、訴求していくことが大切です。

企画書に説得力を持たせるための基本構成

企画書の表紙は、読み手に内容を理解してもらえるようなシンプルなデザイン構成にするのが賢明です。
表紙の次には、商品企画書を作成した目的やねらいについて明記しましょう。企画書を作成した理由を相手の方に理解してもらうための必須項目ですので、わかりやすい内容で端的に明記してください。
その後は、現状の問題提起をします。市場調査や顧客調査などの数値データを元に客観的に分析した結果や目標などを比較しながら、具体的にどのような課題を解決しなければならないかを明記することが大切です。
問題提起をしたら、次は商品内容について詳しく解説していきます。新商品を通してどのような価値を提供するかといったコンセプトについても明確にしてください。その他にも、商品のターゲット層、訴求や差別化すべきポイントなど、商品像をイメージできるような内容をまとめていきましょう。
予算や収支計画、そしてプロモーションなどの具体的なスケジュール、そして企画書の内容を簡潔にまとめた1枚の企画書を用意することで、企画書の概要を理解してもらうことが可能です。

企画書の作成時に押さえておくべきポイントとは?

企画書を作成する際は、読みやすい字体やフォント選びが重要です。1つの資料につき3書体を目安にまとめると、スッキリとまとまった資料が作成できます。
フォントやマーカーペンなどで装飾する場合の配色も、3色程度に抑えたほうが賢明です。
そして、行間がぎっしりとつまった文章は読み手に大きな負担を与えてしまいかねません。2〜3行の間隔で行間を開けるように意識してください。
さらに、表やグラフを活用して視覚的に訴えること、そして1枚のスライドに対して1つの内容を記載することで、よりわかりやすく伝わりやすい企画書に近づけることが可能です。

今回のまとめ

今回は、新商品開発の企画書を作成する際に知っておきたいポイントについてご紹介しました。今回ご紹介した内容を参考にしながら、商品の魅力がより伝わる企画書を作り込んでみることをおすすめします。
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