展示会用のモックアップ製作の特徴について 2022/09/16 column 試作品を意味するモックアップは、実際のサイズ感や質感といったデザインが見ただけでわかるのがメリット。現実に近い模型なので、実際の完成がイメージしやすいことからも、その必要性がよくわかるでしょう。 今回は、展示会用のモックアップ製作についてご紹介していきますので、視覚的なイメージを持ちやすくし、お客様の購買意欲を掻き立てたいなどの際にぜひ参考にしてください。 【目次】 1.展示会用のモックアップ製作は商品見本用としての別バージョン 2.カラーバリエーションが多いのも特徴の一つ 3.視覚的なイメージに訴えかけるデザインが多い 4.今回のまとめ 展示会用のモックアップ製作は商品見本用としての別バージョン 展示会用のモックアップは、実際の商品見本とは別に内部構造を見せるために使用されることもあります。製品の内部や部品の構造など、実際に稼働させなくても問題がない展示品なら、稼働させる必要のないモックアップで十分でしょう。 スマートフォンなどであれば、実際に手に持って使いたいデザインかどうか、使い心地はどうかを考えさせられます。展示会用のモックアップは、お客様の心を掴むためにも必要なものなのです。 カラーバリエーションが多いのも特徴の一つ モックアップを作製することにより、同じ製品の別カラーのものをすぐに作製することが可能になります。候補に挙がっているカラーリングでモックアップをいくつか作製することにより、展示会で好評だったもの、不評だったものを見極めることも可能。カラーリングだけではなく、デザインの微妙な違いなども再現して展示できるので、実際に展示されているモックアップを見て、それぞれの違いを一目で比較しやすいのも特徴です。 スマートフォンのようにカラーバリエーションをいくつか用意する必要があるものなら、イメージがしやすいようにそれぞれのモックアップが用意されていると便利でしょう。 視覚的なイメージに訴えかけるデザインが多い モックアップは実際の製品に近い模型です。そのため、ユーザーの視覚的イメージに訴えかけ、印象に残るようにデザインされています。展示会用のものであれば、お客様が実際にそのモックアップを見てどのように目に映るかは重要。特に、スマートフォンなどの電子機器ならば、モックアップでデザインが魅力的に見えるかどうか、実際に手に持ったときに操作がしやすい広さかどうか、アプリはどのように見えるかといったことが重要です。 今回のまとめ 展示会用のモックアップは、実際に製品のイメージを掴みやすくするといった点では商品見本と同じような役割がありますが、重要なのは顧客の印象に残るかどうかです。それは、一般のお客様向けのスマートフォンなどのモックアップだけではありません。企業様向けに電子機械の中身の展示に使用するモックアップなども含まれるのです。 実際に製品をイメージしやすくなることで、購買意欲がかきたてられます。また、内部の構造を展示で見ることができたことにより安心して購入する決断ができるなど、重要な役割を持っているのです。 東海モデルではこうした展示会向けのモックアップの作製にも対応していますので、モックアップの作製を検討する際には、ぜひ一度お問い合わせください。